作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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一弓連続スタッカートの練習

ハイフェッツが弾くホラ・スタッカートという曲をお聴きになったことはありますか。この曲では、一弓連続スタッカートというテクニックが至るところで出てきます。しかも、ダウンとアップの両方で出てきて、ダウンで見事にキメられると目が点になってしまいますね。(笑)

この一弓連続スタッカートというのは、要は、ダウンならダウン、アップならアップの一弓の中で沢山のスタッカートを連続して入れるものですが、その原理は必ずしも確定していないようです。教則本などをみても、この技術のための練習というものにお目にかかったことがありません。(ガラミアンの本には書いてありましたが。)

出来る人にはあっという間に出来て、出来ない人には永遠に出来ないなどとも言われます。かの有名なヨゼフ・シゲティという往年の巨匠は、このテクニックがあまり得意でなかったと聞いたこともあります。

まあ、このテクニックがないと困る曲はそう多くはありませんので、出来ないなら出来ないでよいのかも知れません。(笑)

それでも、私はこのテクニックをマスターしたかったので、練習法をいろいろ研究してみました。それをここで簡単にご紹介します。

① まず、弾きたいと思う一弓連続スタッカートの速さの2倍の速さで、弓先で刻みを弾きます。そのとき、一つ一つのダウン・アップで使っている弓幅に注意を集中することが大切です。(逆に言うと、刻みができる速さの半分の速さが一弓連続スタッカートができる速さの限界だと。。。私は思います。)

② 次に、この細かい刻みのうちダウンの方の弓幅だけを減らしていきます。(まだ、刻みを弾いている状態ですが、弾いている位置が少しずつ弓元に近づいてきます。)

③ ①→②を何度か繰り返しますが、そのときに少しずつ弓幅を減らしていきます。そして、これ以上弓幅が減らないところまできたら、あとは弓のスピード(=弓先から弓元に近づいていく速さ)いろいろを変えてみます。

④ そうすると、ある弓の速さのときに、一弓連続スタッカートがうまく出来ることが分かります。この速さでやるようにすれば上手くできるということですね。ただ、弾き始めるときに弓先で一瞬ですがきちんと弓が静止していることが、結構大切ですね。

以上です。ダウンでやる場合も同じ要領ですね。ただ、弓元で刻むのではなく、弓の中央から少し元よりで刻むといいでしょう。原理が身につけば、弓元からやること自体は、おそらくそう難しくないと思います。(私自身できていないので、「おそらく」です。)

毎度のことながら文字だけで説明してますので、分かりにくいですね。。。(笑)
by violink | 2004-11-01 06:16 | Bowing
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