作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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人前で弾くということ

バイオリンというのは、はっきり言って音の小さい楽器です。そのため、ただ弾いているだけでは、聴いている人に強い印象を与えることはできません。聴いている人に、自分の音から何かを感じ取ってもらうためには、聴いている人が自分の音に集中してくれるようにする必要がありますね。

聴いている人が引き込まれる演奏というのは、音の美しさはもちろんのことですが、やはり「見せる演奏」ということになります。

「見せる演奏」というのは、何を見せびらかすということではなく、まず、「自分の音を聴いてください」という気持ちで弾いているかどうか、ということですね。「上手く弾いてやろう」とか「自分の上手さを見せつけてやろう」といった余計な気持ちは、音楽には貢献しないということです。逆に、テクニックだけが突出して、味気ない演奏への道を歩んでいるようなものですね。

自分が大切に育てている自分の音を人にも聴いてもらいたい...という気持ちをベースにして突き詰めていくと、演奏することに関係ないものは省かれて、逆に、演奏に必要な要素だけが詰まった演奏になって行くのだと思います。

そうして、何の変哲もない演奏の中に、何かオーラが漂うような、演奏者の主張のある演奏というものが生まれてくると思います。そして、そのような演奏は、プロの巨匠だけの特権ではないのだと、思いますね。
by violink | 2004-04-13 11:48 | Performance
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