作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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楽器の価値

バイオリンは値下がりしない楽器だと思われています。確かに、20年前に200万円だった楽器が現在は500万円になったりするケースもあります。どうしてこういうことが起こるのでしょうか。

私はこう考えます。新作のバイオリンで150万円のものがあったとします。これと全く同じもので20年前に作られたものがあったとしたら、さて、どちらがよいバイオリンでしょう。もちろん、そもそも楽器として問題のある作られ方をされたものは、論外ですよ。

バイオリンは経年変化で木材の性能が向上しますから、楽器としてみれば、20年前の楽器の方が、新作の楽器よりも良い音が出るはずですね。したがって、20年前の楽器は150万円より高い値段がついていても、新作の150万円に比べて高過ぎるとは思わないわけですね。

他方で、新作の楽器の価格は、製作者の手間賃と材料費などで決められていますから、安くなっていくことは通常ありません。

そういうわけで、新作の楽器の値段が古い楽器の値段を押し上げている面はあるんですね。古い楽器では、更に希少価値が加わってきます。

もっとも、所詮は需要と供給の関係で決まっている値段でしかないのであり、より高い値段でも買う人がいるから値段は上がっていくということでしょうね。

ただし、忘れてはいけないのは、バイオリンを買う人は、比較的少数ですから、自分が買いたい(売りたい)ときに、その値段で買う(売る)ことができるかというと、それはかなり難しかったりすることですね。

今回は大ざっぱな話を書きました。そのうちに、もう少し細かく、楽器の価値を考えてみたいと思います。
by violink | 2004-04-14 15:21 | Instruments
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