何でしょうね、心に届く演奏とは。。。
一番てっとり早いのは、自分のことを思い出してみることでしょうか。
良い音楽を聴いたとき、何か満ち足りた気持ちになります。
それは、過去の出来事についての自分の受け取り方を和らげ、
未来に向けて希望や期待という漠然とした明るいものを与えてくれます。
音が発せられてから心に届くまでには、耳を経て脳を経て。。。
そう考えると、多少堅苦しくなってしまいますが、
要するに、その人その人なりの受け取り方というものがあって、
どう心に響くかは、結局、純粋に個人的なものになってきますね。
それでも、例えば聴く人が10人なら10人、100人なら100人いて、
いろいろなことを感じてくれるような演奏。
人たちが集まって何かを感じてくれている空間。
そこでは、音楽はもはやBGMでしかないのだと、僕は思います。
逆に、そんな意味でBGMになり切れる音楽を追求していきたいと、
僕は思っています。。。