作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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「パリ左岸のピアノ工房」(新潮社)

僕のブログには、いろいろな方が立ち寄ってくれています。
その中の一人の方が、秘密の方法で紹介してくれた本が、この本です。

パリに住むモノ書きの男の人が、自宅そばにあるピアノ工房を訪れ、
そこを訪れてはいろいろなピアノに触っている中で、
自分にピッタリの一台を見つけ、それを購入して自宅で触って楽しむ。

という、私の拙い表現力では一言で言ってしまえるストーリーなのですが、
そのストーリーの過程で、主人公が何と広く深くピアノの魅力を感じ取っていることか。。。

楽器こそ違いますが、僕もバイオリンの魅力をそのように感じ取れたら、、、と、
思わず主人公がうらやましくなりました。バイオリンはピアノよりも歴史が長く、
また一台一台の個性も格別なので、要は、僕自身の感受性の問題なのでしょう。

さて、主人公は、この本の49ページ目で、自分が購入したピアノのことを、
「私の人生にやってきたもの」と表現しています。

「ようこそ、僕の人生へ。」なんて言えたら、素敵だとは思いませんか。
自分の人生を自然にポジティブに捉えればこそ、言えるせりふだと思います。
そんなせりふを僕は自分のバイオリンに対して吐けるだろうか。。。

それでも、この本を読んだ後で自分のバイオリンを眺めたときに、
楽器からの声なき声を聞いたような気がしました。
まだ子供の頃、時間がふんだんにあった頃に、
バイオリンを見つめながら抱いていた感情を、ふと思い出しました。

不思議なものですね。たかが一冊の本で。

それにしても、ブログを通じて、誰かが僕に本を紹介してくれるなどとは、
予想だにしませんでした。ありがとう。

今回は、ちょっと一方的な告白編になってしまいました。。。
by violink | 2005-06-28 07:22 | Others
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