作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
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インテンポの中での柔軟性について

インテンポはメトロノーム・テンポではない、とよく言われますね。それでも、ちょっと気を緩めると、テンポが速くなったり遅くなったりして、そのことを指摘されたときに自分でその自覚がないと、結構あせったりしますよね。

確かに、メトロノーム・テンポで演奏しても、味も素っ気もないのですが、逆に、伸縮自在の音楽は、とても聴くに堪えません。インテンポをどう表現していけばいいのでしょうか。

一つのヒントとして、テンポを早め早めに感じる、遅め遅めに感じるということを、実験的にやってみてはどうでしょう。これは簡単なことで、メトロノームを鳴らしながら、最初はメトロノームが刻むとおりにテンポを感じるように始めて、次のステップでは、一瞬だけ早めに感じるように(ただし、感じるテンポは一定)、次のステップでは、一瞬だけ遅めに感じるように(同じく、感じるテンポは一定)してみます。

そこで感じられることは、テンポとしてはメトロノームと同じだけれども、前に傾いた姿勢と後ろに傾いた姿勢ですね。その姿勢の違いをもって、テンポの軽さ重さと捉えてみるということです。

インテンポの中での柔軟性について、一つ例を挙げるとすれば、高速道路でのカーチェイスでしょうか。2台の車が横に並んで、相当なスピードを出して走っています。基本的には同じスピードで走っているのですが、一方は一定のスピードをきちんとキープし、もう一方が時々スピードを上げたり落としたりして、一定のスピードで走っている方の車を抜いたり、抜かれたりします。そういうことを随所で繰り返しつつ、最後は同時にゴールインするというわけです。

言うまでもなく、一定のスピードで走っている車がインテンポで、もう一方の車は、基本的にはインテンポでもある程度柔軟性を持っているわけですね。どのようにテンポを伸縮させるかは、音楽によっても違ってくると思いますが、私は、このようなカーチェイスのスピード一定の車を意識しながら、その隣りである程度自由に走っている車のようなイメージでインテンポというものを捉えていますね。
by violink | 2004-04-27 20:17 | Expression
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