作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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タイムラグを意識化する

バイオリンを弾くときに、様々なところでタイムラグが発生します。それを一つ一つ意識し、そのタイムラグの分だけ頭の中で補正してやることで、演奏全体がピタッと一つのものになってくるように思います。

いくつか例を挙げてみたいと思います。。。

分かりやすいところでは、譜面を見る目の動きと出ている音のタイムラグ、左手の指を置いてから音を出すまでのタイムラグ、弾き出してから楽器が鳴るまでのタイムラグ、移弦に時間がかかることで発音が遅れるタイムラグ、などなどです。

こういう観察をもう少し続けていくと、これらの例よりも次元の高い話にもつながっていきます。それは、音にある表情・感情を込めようとするときに、自分の気持ちの方を先にその表情・感情に持っていくことを予めやっておく必要があるということです。

自分がその気になって、体が準備をして、弾き始めて、はじめてその雰囲気の音が出てくるわけですので、その気になるタイミングが遅すぎると間に合いませんね。先へ先へと曲の表情を先取りしていく必要があるのだと思います。

おおよそタイムラグの問題は、「演奏する者」と「演奏を聞く者」との立場の違いをいやでも意識させます。そして、演奏する側がこのタイムラグを意識し、それを補正してやることで、演奏を聞く者に自然に聞かせたいものですね。
by violink | 2005-07-26 23:55 | Performance
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