作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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<番外編>CDのご紹介

実は、このブログでCDをご紹介するのは、これが初めてです。これまで紹介して来なかったのは、皆さんそれぞれ好みがあるでしょうし、また、自分がたまたまそのCDを聴いたから紹介しているというだけで、それ以外にもお勧めするに足るCDが他にいくらでもあるはずなので、今ひとつ気乗りがしなかったんですね。

しかしながら、このブログは、僕自身のために書いているようなものなので、備忘録代わりに書き付けておくのはありだろうと思い、今回は、初めて特定のCDについて書くことにしました。

それは、TDKから最近出たヘンリク・シェリングのリサイタルのライブ録音です。1976年4月に来日した際に、東京文化会館で収録された音源をCD化したものです。FM東京の音源だそうです。CD番号は、TDK-OC010となっています。

そもそも、僕がバイオリンを習い始めた頃、最初に「出会った」演奏は、ダヴィッド・オイストラフのモーツァルトのコンチェルト第3番であり、レオニード・コーガンのベートーヴェンのコンチェルトであり、続いて、ヘンリク・シェリングのベートーヴェンのコンチェルトだったんですね。最初の2つは父親が持っていたレコードでした。

シェリングの端正な演奏スタイルを僕はとても気に入っていて、有名なバッハのソナタ&パルティータのCDは、それこそ「擦り減る」くらいに聴いてきました。

今回ご紹介したCDでは、そのリサイタルで演奏された曲として、バッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番(抜粋)、第3番、第6番、そして、無伴奏ソナタ第1番とパルティータ第2番が入っているほか、シェリングの肉声でバッハの音楽に対する想いが切々と語られています。(実は、シェリングの肉声を聞くのは、僕はこのCDが初めてなのです。)

ライブならではの臨場感もあり、シェリングの愛器であった1743年デルジェス"ex-LEDUC"の力強くもほのかに暗い音色も堪能できて、「ブラボー!」などと叫ばない当時のお行儀のよい日本の聴衆の拍手も一興で、大変楽しめました。

マイクから音源までの距離は、適度に離れているので、発音の様子はあまりクリアに聞こえない面もありますが、S席で聴いたらこんな感じだろうとは思います。ピアノ(伴奏はチェンバロではありません。)とのバランスも、それぞれが必要なところできちんと自己主張しながらも、うまくまとまっています。

今、そのCDを聴きながら書いているのですが、とても豊かな気持ちです。日曜日の夜はこうでないといけません。。。(笑)
by violink | 2005-07-31 21:54 | Others
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