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弾けないところを克服するために
練習は、弾けないところを弾けるようにするためにやるものですから、まずは、どこが弾けていないのかを掴む必要がありますね。
弾けていない箇所が見つかると、そこを集中して練習していくことになります。そのときの練習の仕方として、ゆっくりしたテンポで練習する必要があることは、以前にも書きましたね。ゆっくりということには2つの意味があって、それは、①物理的に弾けるテンポであることと、②自分が弾いていることに注意を向ける余裕があるテンポであること、の2つだということも書きました。 それで、ゆっくりから練習を始めて、少しずつテンポを上げていって、インテンポで弾けるようになれば、その練習の目的は達したことになります。 ただ、このような流れで練習をするときに、大切なことは、弾けていない箇所だけを切り取って練習するだけでなく、その直前の弾けている箇所から続けて練習することですね。 最初は、ゆっくりしたテンポで、弾けていない箇所だけを切り取って練習するところから始まりますが、その部分だけインテンポで弾けるようになっても、曲全体を通して弾いたときに、その直前でつかえてしまうことが多いんですね。 それから、弾けない弾けないと思いながら練習すると、身体にどんどん力が入ってきて、練習をすればするほど力みが出てくることが多いですね。そんなときは、練習すればするほど、弾けるようにはならないわ疲れるわで、いいことはありません。 むしろ、少しでも力を抜くようにすると弾けないところも弾けるようになる、というくらいに思うようにして、脱力に努めた方が、はるかに練習の成果は上がるものですね。
by violink
| 2004-05-01 07:22
| Practise
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