作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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<番外編>バイオリンに求めるもの

今回のタイトル、とても漠然としていますが、実はわざとそうしたんですね。。。

バイオリンに求めるもの、、、音でしょうか、それとも優雅な演奏姿でしょうか。
それとも。。。インテリアとして、美術品として、先祖代々伝わるお宝として。。。

過去450年以上にわたって、多くの人々が、様々な思いを抱きながら、
バイオリンという楽器に触れ、バイオリンを受け継いできました。

そういう歴史の途中に、僕たちが存在します。巨匠イブリ・ギトリスの言葉だったでしょうか、「我々が担っているのは、バイオリンの長い長い一生のごく一部でしかない。」

子供の頃に、ふと考えたことがあります。
今、この瞬間、自分がタイム・マシーンに乗ったとして、
時間が逆戻りを始めたとしたら、、、

自分の周りのものがどんどん消えていき、自分が消えて、周囲の環境がどんどん変わっていくのに、バイオリンはそのまま残っているという光景。。。古いイタリアの楽器であれば、メディチ家の応接間にたどり着くかも知れません。そして、アルプスの森の中の一本の木へと戻っていくのかも知れません。

そんなことを想像しながらバイオリンと向き合っている時間が、何と楽しかったことか。。。残念ながら、その楽しさを共有する相手が、子供の頃の僕にはいませんでしたが。。。

大人になって思考が現実化すると、楽器のケースを開けるのは弾くときだけになってきます。弾くことに気持ちが焦って向かっている。。。と思うことが、自分でも時々あります。でも、たまには、楽器そのものと向き合う時間が欲しいですね。

昔見たビデオで、ハイフェッツが楽器をケースから取り出すシーンを、今でもよく覚えています。ダブル・ケースの中に、シルクの袋に収められた2つの楽器。そのうちの一方の楽器を取り出して、その裏板をしげしげと眺めるハイフェッツ。。。

みなさんは、隅から隅まで、自分の楽器のことを知っていますか?形、色合い、大きさ、などなど。。。機会があれば、楽器ケースを開けてから、しばらく楽器を眺めてみては如何でしょう。何か感じると思います。。。

いわゆるコレクターと呼ばれる人たちは、その「何かを感じる人たち」の代表選手なのかも知れませんね。。。
by violink | 2005-09-06 21:14 | Others
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