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弾き出した瞬間の「音圧」について
長い間、「音の立ち上がりのクリアさ」としてイメージしてきた、弾き出した瞬間の音のイメージですが、最近は、「響きを持った音」とか「音圧」というイメージで捉えた方がしっくり来るように感じています。
音が立ち上がる瞬間が大切なのは、その瞬間からきちんと音が始まる必要があるからで、その「始まった音」のクォリティこそが重要だということに気づいたからだと思います。これも、先日のメモでご紹介したタイムドメインのスピーカーから出てくる音を聴いたことによる部分が大きいです。 弾き出した瞬間から音にエネルギーを持っていることによって、遠くまで何を弾いているのか、細かいところまできちんと届いて聞こえるのだと思います。そういう音のイメージを持ちながら、弾き出す瞬間に神経を集中するようにすると、上手く行ったかどうかが瞬時に分かるようになりますし、その結果として、実際に上手く行くことも多くなるだろうと思いますね。この点は、往年のジュリアード音楽院の名教授であったガラミアン氏の言う「批判力を持つ耳が重要だ」という話とオーバーラップする部分があると思います。 まあ、「楽器が良く鳴っている」というのも、要は、これと同じことを言っているのかも知れませんが、案外分かったようで分かりにくい表現なので、別のキーワードを使ってみました。
by violink
| 2005-09-27 10:18
| Sound
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