作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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トリルについて

トリルというのは、簡単に見えて実はいろいろ難しい面がありますね。細かく見ていくと、以下のような要素に分解できると考えています。

(グループ①)
・指を叩く力と速さ(←「指を上げる速さ」も含まれます。)
・トリルの音程の幅

(グループ②)
・トリルを上からかけるか下からかけるか
・トリルの終わりをどう処理するか

(グループ③)
・トリルの音の響き

(グループ④)
・トリルの2音の音色の弾き分け

グループ①は、一番基本となることですね。指を上げる速さを鍛えることは、トリルを速くできるようにするための、余り声高に言われないポイントです。トリルの音程の幅は、通常押さえる指の間隔を僅かに広めにとることで解決します。

グループ②は、曲の中でトリルをどう入れるかという問題で、これはバイオリンを弾くテクニックというよりは、曲の解釈の問題ですね。ソロであれば、トリルの終わりをどのように納めるかということは、伴奏との関係でも大切になってきますね。

グループ③は、意外と疎かになりやすい点ですね。指でしっかり弦を押さえることは、トリルのように速い指の動きの中では、結構難しいものです。それから、右手についても、左手のトリルに力が入ると、右手にも余計な力が入って、音がつぶれてしまうことがままありますね。

グループ④
これは、果たしてどこまで追求するべきか議論が分かれる点ではあります。トリルというものは、2音のうち一方が他方よりも音楽的に重要な場合がほとんどですから、その重要な音をトリルの中でも際立たせるようにするというのがねらいです。私自身も未だ研究中なので多くを書けませんが、曲の中でのトリルの効果を上げるためには、意味のあることだと考えています。

今回の内容の一部は、これまでに書いたメモと重なる内容だと思いますが、敢えて、トリルという切り口で書いてみました。
by violink | 2004-05-18 13:41 | Fingering
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