作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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言葉のニュアンスを音に込めたい

言葉でもそうですが、音楽でも「遠回りに言う」とか「強調する」とかいうニュアンスが込められている場合があります。ただし、どこがそれであるかは、弾く人自身のセンスを頼りに探し出すしかありません。人によって感じ方が違う場合も、当然あるでしょう。

さて、ここで、「遠回しに言う」ことと「強調する」ことは、ある意味で対極にあることで、メッセージとしてどちらが強いのかと言えば、ケースバイケースなのでしょうが、少なくとも表面上は、前者はメッセージが弱く、後者は強いと言うことができるでしょう。

このようなニュアンスを表現しようとするとき、手近なところでは、例えば、ダイナミクスの工夫や、アタックをつけるという工夫が思い付きます。しかし、本当はダイナミクスやアタックというもののねらい自体が重要だと思うんですね。

それは、一音一音のクリアさのコントロールです。左手の指の置き方、右手の弓の弾く位置などを工夫して、いろいろ組み合わせてみると、同じダイナミクスであってもアタックであっても、音のクリアさということに関しては、更にコントロールする余地があることに気づくと思います。

更に言えば、ダイナミクスが表現されている、というように聴き手が感じるのは、実際の音量以上に、音のクリアさの程度を聞き分けているのではないでしょうか。

一つ一つのフレーズから自分なりのイメージをつかんで、それを言葉を話すようなつもりになって弾きさえすれば、この辺のことは理解しやすいと思いますね。

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- Giuseppe Pedrazzini 1911 -
by violink | 2006-01-11 07:53 | Expression
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