作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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言葉のニュアンスを音に込めたい(続編)

言葉のニュアンスというと、もう一つ、一文の中でのニュアンスの変化ということがありますね。例えば、「彼女の嬉しそうな顔といったら。。。それはもう、なんと言うか。。。」というフレーズを思い浮かべてみます。表情豊かに話そうとすれば、「嬉しそう」とか「それはもう」というパーツのところに思いがこもりますよね。

音楽でも、一つのフレーズの中でのうねりのような、ニュアンスの交替がありますね。これは、この直前のブログに書いたことよりもミクロなことです。それでいながら、一音単位でアクセントをつけるという細かい話よりは、もう少し大づかみな話です。

言い換えれば、細かいニュアンスと大きいニュアンスは、比較的認識されやすいのですが、その中間となると、せいぜい、小さなクレッシェンドやディミヌエンドのことが指摘される程度で、それ以上の多様なニュアンスには入り込まないことが多いと思います。

それはそれで無理もなく、このような中間のニュアンスは、楽譜には書かれていないだけに、どうするかは弾く人のセンス次第というところがあります。また、例えば指揮者などが一々言葉で示すのもぎこちないので、そういう意味でも、弾く人次第ということだと思います。

しかし、言葉のニュアンスからイメージしていくことで、難なくできるアプローチなのだと思います。それで、「準備運動」としては、言葉も、普段何気なく話しているときには出て来ないニュアンスがあるので、これを、意識的にニュアンスを込めるようにしてみることですね。言葉を話すときのニュアンスを多様にする(実際に日常生活の中でそう話すかどうかはともかく。)ことで、音楽と向き合ったときに感じ取れるニュアンスも多様化するのだと、僕は考えています。

表情豊かな演奏、その人なりの表情が、どことなく漂う演奏を、僕も目指しているところです。
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- Leandro Bisiach I 19?? -
by violink | 2006-01-12 12:06 | Expression
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