作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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細かい音からフレーズを掴むために

フレーズの中には、四分音符とか二分音符など音価の長い音を中心として構成されるものと、八分音符や十六分音符などの音価の短い音を中心として構成されているものがあります。(もちろん、これらの混合もありますが。)

細かい音のつながりのフレーズは、個々の音に注意が向きがちで、フレーズ全体のイメージを掴むことが疎かになりやすいですね。これはちょうど、モザイク画をごく間近でみるようなもので、個々のパーツははっきり見ているのに、パーツが集まってどんな模様になっているのか見えていない、というようなものだと考えています。

では、そのような細かい音のフレーズから、どのようにしてそのフレーズの全体のイメージを掴んでいくかですが、これは推理と発見の連続ですね。大まかには、まず、音のつながりの中から、特に意味を持っている音を把握していきます。

例えば、シンプルなところでは、フレーズが上行音型なのか、下行音型なのかという見方があり、その方向性を示している音をピックアップするというやり方があります。また、和音上重要な音をピックアップしていくというやり方もあります。そのようにして、細かい音の中でも重要な音をピックアップした後で、それらの音だけをつなげてみてどのように音楽が流れていくべきなのか、ということに目を配ってみるわけですね。

こうして、音楽の流れ方の骨格を把握すると、その重要な音とそれ以外の音との役割の違いが自分自身でも意識できますので、そのフレーズを練習するときにもそのような意識が生きてきます。その結果、よりフレーズ感のクリアな演奏が出来るようになっていくんだと思いますね。
by violink | 2004-05-20 12:46 | Expression
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