作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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楽器を買い換えるとき

アマチュアの人が楽器を買い換えるとき、まず考えなければいけないのは、何故探すのかということですね。プロであれば、商売道具ですから、商売がよりうまく行く(=自分の演奏に対する評価が上がる)ために、どのような音が必要かというある意味でクリアな目的を持てるのでしょうが、アマチュアの場合は違いますね。

まず、自分が今使っている楽器にどのような不満があるのか、あるいは、不満ではないが、何が足りないから楽器を買い換えたいのか、ということを自分なりに明確にする必要があります。お金が出来たから少しでも良い楽器を、くらいの問題意識では、良い楽器は見つからないものです。

ただし、この点を明確にするのは至難の業です。というのは、無意識のうちに自分の楽器に合わせた弾き方をしてしまっているからです。要は、自分の楽器に不満があると言っても、じゃあ、良い楽器に出会ったら満足できるのかというと、それは、今の楽器に合わせた弾き方で良い楽器を弾いてみたところで、その良さは分からなかったりするわけですね。

このことを疎かにすると、楽器を買い換えたはいいけれど、実際はあまり前の楽器と違わないものを選んでいた、とか、前の楽器とは違うがよりよいとは言えない、ということもままあったりします。

バイオリンの場合、良い楽器は確実に腕を上げることに貢献します。逆に、そういう貢献をしてくれる楽器を選べるかどうかがポイントになってきます。そして、そのことを妨げる要因の一つが、今書いたようなことなのです。

それ以外にも、楽器を買い換えるために楽器屋に足を運んでいる過程で、本質的でない迷いが生じがちですね。その最たるものは、楽器の価値に関するものです。有名なメーカーの楽器が常識的な相場レンジよりはるかに安い値段で売られている、と思って舞い上がってしまうようなケースですね。

自分にとっては「掘り出し物」を見つけたつもりが、店にとっては買ってくれる人を「掘り出した」ことになっているケースもままあるようです。こういうケースでは、後々、また別な楽器に乗り換えたいときに、格安でしか下取りしてもらえないということが起こります。

とにかく、いろいろな邪念が楽器探しの邪魔をしがちであることは、認識しておくことが必要だと思いますね。もともと楽器というものは、お金を出せばそこそこのものが買えるというものではないと考えた方がよいと思います。

そう認識した上で、楽器の買い替え(=新しいパートナー探し)というのは、本来、とてもワクワクするものですから、その過程を含めて存分に楽しみたいものですね。

。。。最後に取って付けたような書き方になってしまいましたが。(笑)
by violink | 2004-06-03 13:25 | Instruments
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