作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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弓の選び方について

弓はただの棒のように見えても、実は音色や響きを決める重要な役割を果たしていますね。弓の良し悪しというと、弾いてみてブレないとか、刻みがうまく出来るとか、いろいろな観点でチェックされているものですが、より本質的なことは、やはり音色や響きだと思いますね。というのは、刻みのような物理的な要素は、最終的には工夫次第でごまかせますが、音色や響きというものは、どうにもならないからです。

どのような弓が好きかは人によって違うものですから、ここでは、弓を見るときの観点だけを書いていきたいと思います。

まずは材料ですね。密度の高い材料の弓は密度の高い音がしますね。スティックが細身に出来ているのに重さはきちんと普通にある、というのは密度の高い材料で作られた弓です。そうでない材料で作られた弓とは音色の傾向が明らかに違います。良し悪しとなると、好みも絡んできますけどね。

また、全体の重さが標準的な範囲に収まっていることも重要ですね。重さの関係では、バランスと重さを混同しやすいので気をつける必要がありますね。スティックのどの辺りに重心があるかによって、持ったときに重いと感じることもあればその逆もありますね。重さは量ってみないと分からないものです。私は大体58~62グラムに収まっている弓が好みのようです。バランスはフロッグの毛止めのところから測りますが、私の場合は19センチ前後(だいたい18.5~19.5センチ)が好きですね。

それから、バランスと関係がありますが、スティック全体の重さの分布ということがあります。ヘッドの部分が特に重いものは、そうでないものに比べて、重さが同じでも弓元でとても弾きにくいことがあります。スネアドラムのバチと木琴のバチ(というのでしょうか?)の違いのようなことですね。木琴のバチは、先におもりがついているようなもので、スティック自体は軽いですよね。

後は、修理の有無など、弓が作られてから現在までの間にどのような手が加わっているかということでしょうか。スティックの反りの入り方は重要ですね。とても微妙なことのようで、ゆがんでいるからといって直せば済むことでもないそうです。ヘッドが割れたり分離したりして修理されているものにも気をつける必要がありますね。実用的なものでも、価格的にはずっと安くなるはずです。手元の部分がラッピングの下で継いであったりするものもあります。継いでないまでも、手元の部分が弓の反りとは反対方向に反ってしまっているものもあります。

最後に、実用とはあまり関係ありませんが、フロッグとボタン(=毛を張るときに回す部分)がスティックが作られたときに取り付けられたものか、後で取り替えられたものかということも、価格には関係してきます。というのも、こういう部分がオリジナルである弓だけを探している人もいるからですね。

弓は、材料その他の違いで、同じ作者のものでも品質や価格が大きく違ってきますので、名前だけで判断しないことが大切ですね。

とりあえず文字にしてみました。長くなってしまって済みません。(毎度のことですが。。。(笑))
by violink | 2004-06-10 09:34 | Instruments
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