作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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指がもつれるときは(補足)

 前回のメモの内容について、「指がもつれるのは左手と右手のコンビネーションがうまくいっていないから」というコメントをいただきました。

 私が書いたのは、例えばスラーの中で音がコロコロ変わるようなときに、音符通りに指が動かないような場合をイメージしていたのですが、むしろ、右手と左手とが合わないことに苦労されていることの方が多いようです。

 右手と左手のコンビネーションということについては、①左手の指が音符通りに動くこと、②右手の弓でリズム通りにしかも弾くべき弦で弾ける(=移弦がきちんとできる)こと、の2つがそれぞれ独立してきちんと出来て、初めて左手と右手のコンビネーションが上手く行くものですね。

 このように、左手と右手を別々に練習するということが、一つのアプローチになってきます。その練習ではゆっくりから徐々にテンポを上げていくのは当たり前ですね。その上で。。。両方を一緒に組み合わせてみます。そのときに、両方一度にやりつつも、自分の意識としては左手か右手のどちらかに集中してみるようにするとよいでしょう。

 というわけで、今回は、皆さんからのコメントを踏まえて、多少補足をしてみました。弾けないところを克服するための練習方法は、いろいろあると思います。こうしたら上手くいった、というような話がありましたら、是非、コメントをいただけると嬉しいです。
by violink | 2004-07-12 20:20 | Fingering
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