作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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カテゴリ:Ensemble( 1 )

何を誰に合わせるか?

3年目にして初めてのensembleコーナーです。。。

何を誰に合わせるか?

何を? これは、音程とリズム、そしてダイナミクス、音色くらいでしょうか。これらが揃えば、一応、まとまりのよいアンサンブルに聞こえると思います。

そして、誰に? まず、分かりやすいところで音程です。音程はメロディーに合わせるのが当然ですね? 当然ですか? いや、当然ではないと、僕は思っています。細かい音符の人がそうでない人に合わせるのが基本だと思っています。例えば、ロングトーンの音程を途中でコロコロ変えるわけに行きませんよね。

リズムについてはどうでしょう? タテの線を揃えることも、広くはここに含まれます。こちらの方は、細かい音符の方に合わせるのが基本ですよね。

ここまでは分かりやすいところで、少し事情が違うのが、ダイナミクスと音色でしょうか。

ダイナミクスは、まず、低音と高音のバランス、メロディーと伴奏のバランス、そして、調性上、響きの安定感を得るためのバランス、この3つだと僕は考えています。これらをクロス・チェックして、妥当なところに落ち着くと、ほぼ完璧なダイナミクスが得られると思います。難しいのは、cresc.やdecresc.が出てくるところですね。低音と高音のバランス上、高音が出過ぎると響きが安定しないので(そういう効果を狙う場合は別ですが)、cresc.は先に低音が上がり、decresc.は後で低音が終わるように、音域によって多少頂点や底に到達するタイミングをズラすと、よりそれらしく聞こえますね。

最後に音色です。これは、全体で一つに揃えるのか、役割に応じて異なる音色を並存させるのか、考えどころだと思います。厳密には、楽器の音色は一本ごとに違いますので、弾き方を揃える(駒からの距離とか、弓のスピードとか、弓先・弓元で弾くとか)ことに帰着しますね。

アンサンブルの練習をしていて、何かしっくり来ないときは、これらの4つの観点のそれぞれについて、自分の演奏をチェックしてみると、案外簡単に解決のきっかけがつかめるかも知れません。尤も、それ以前に個人練習不足ということも、現実には多いのですが。。。
by violink | 2006-03-24 07:33 | Ensemble