作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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カテゴリ:Relaxation( 9 )

楽器の支え方について

バイオリンの持ち方というのは、左手の動きやすさだけでなく楽器の鳴り方にも直結するので、とても重要なトピックです。それでいて、一朝一夕に変えることができないものなので、長い目でみて試行錯誤をする必要がありますね。

楽器を支える、という視点から見ると、顎のところでがっちりと支えることがベストのように思いがちですが、そのためにはよほど上手くやらないと、相当な力で楽器を挟むことが必要になったり、肩を上げて裏板を支える必要が出てきたりします。その分、左手の掌にかかる力は減るので、ポジション移動などはスムーズに行く面もありますが、顎や肩に力が入った状態では、長時間演奏するのは苦痛ですし、ましてや長期間というスパンでみると、身体にいろいろな不具合が起こってくる可能性もあります。

また、裏板に肩が密着すると、楽器の鳴り方にも影響がありますね。肩当てが必要になる場合は、肩当てを付けること自体が、楽器の鳴り方に影響する面も当然あります。

では、ほかに楽器の支え方があるのかと言えば、それはあって、左手も楽器を支えることに関与させる方法ですね。顎・肩の部分と左手(の親指と人差し指の付け根)との2点で楽器を支えるようにするようなイメージです。この支え方では、楽器の重さが2点に分散されるので、顎・肩の部分の支えが軽減されますね。その代わり、左手への負担が若干出てきます。

左手の支えは、ポジション移動の妨げになる可能性があるのですが、これは、楽器の重さを顎・肩だけで支えていたときのような移動の仕方はできない、ということであり、左手で支えた場合でも、ポジション移動を行うやり方はあるのです。ただし、左手の親指の動きが相当違ってくるので、慣れには時間が必要ですね。

僕自身、左手を関与させるようにしてから数年が経ちますが、この支え方に慣れると、肩当てを使って楽器を支えることにむしろ違和感を感じています。

とまあ、肩当なし、左手活用の支え方をお勧めするような書き方になってしまいましたが、どちらかと言えば、楽器を支えるのに左手を活用するやり方はマイナーなので、多少、大げさに書いてみました。要は、その人にとって弾きやすいかどうかですし、骨格その他個人差がありますので、なかなか一般論として言い切ることは難しいと思います。
by violink | 2006-10-12 06:27 | Relaxation

左手の指同士の独立性

最近、人差し指をちょっと痛めまして、10度を押さえるのに少々苦労しているのですが、そんな中でも感じたことがあります。それは、人差し指以外の指で弦を押さえているときでも、時として、人差し指が痛くなるのです。

それは、要するに人差し指に余計な力が入っているからなので、脱力が大切であることには違いないのですが、そもそも、ひとつひとつの指の動きはお互いに完全に独立しているわけではないので、限界があるのも事実ですね。

例えば、薬指と小指はかなりお互いにつながっているので、薬指を立てたまま小指を完全に折り曲げるのは至難の業ですね。程度の違いはあれ、同じようなことが他の指についても言えるのだと思います。

そこで、どうするかなのですが、今のところ、弦を押さえる指の力を必要最小限にとどめる、ということと、弦を押さえていない指の脱力を心がける、ということしか思い付きません。が、これをやることで、これまで弾けなかったパッセージに指がついてきてくれるような実感が既にあります。1兎を追ううちに2兎を得たような気分です。。。
by violink | 2005-12-27 06:01 | Relaxation

脱力のイメージ

バイオリンを習い始めた頃、先生から「力を抜いて」ということを何度となく言われながらも、その頃合いが分からずに困ったことがありました。

力を抜いてしまってはダイナミックな音は出ないという面もありますが、確かに、余計な力が入っていると、上手く弾けないのも事実ですよね。

一つの考え方として、僕は、「右手・左手の感覚が鋭敏なままに保てて、しかも楽器や弓を支えるのに足りるだけの最小限の力を使って弾く」という感覚で捉えています。

別に楽器を持っていてもいなくても、余計なところに力が入ると、肝心なところの感覚が鈍くなるものです。バイオリンを持つ場合では、左手で力が入るとすると、肩とか肘とかになりますが、ここに力が入ると、一番重要な、指と弦の接点の感覚など、ほとんど知覚できないと思います。

右手も然りで、肩や肘や手に力が入っていると、弓と弦の接点の感覚なぞほとんど感じることができなくなってしまいます。

こうした逆の視点から、脱力を捉えてみるのも、たまには良いのではないでしょうか。。。
by violink | 2005-10-17 21:57 | Relaxation

余計な力を使わないで楽器を支えるには

楽器はある程度きちんと支えておかないと、演奏中に動いてしまい、とても弾きにくいものです。しかし逆に、楽器を持つ、ということを意識しすぎると、楽器を固定する、というイメージに囚われてしまい、ガッチリと顎のところで楽器を挟んだり、左手でネックを握ってしまうような感じになりがちですね。

その結果、余計な力が入り、本来もう少し楽に弾けるはずなのに、結構しんどくなったりします。そういう状態であまり熱心に練習を重ねると、筋肉痛その他の兆候が出てきてしまうこともありますね。

そういう状況にならないようにするには、どうすれば良いでしょうね。私の場合は、楽器は滑らないようにする、という感じで捉えています。更に言えば、楽器を弾いているときに力の加わる方向は、実は限られているので、そういう力の向きに対して滑らないようになっていればよい、ということになりますね。

では、弾いているときに加わる力の向きとは、どの方向でしょうか。それは、どんな力が加わるのかを観察してみると分かります。ボーイングで引っ張られる力、ポジション移動で上がるときや下がるときに加わる力、ヴィブラートのかけ方によってかかる力がありますね。

これらの力のうち、ボーイングで引っ張られる力は大したことはありませんが、それ以外の2つの力は、楽器を動かしてしまうくらいの力の大きさがありますので、その動きで楽器が滑らないようにする必要があるわけですね。

これは、経験として感じていくほかはないと思いますが、要はそういうことだと思います。逆に、どの方向から引っ張っても押してもビクともしないように固定する必要はない、ということですね。
by violink | 2004-11-30 20:10 | Relaxation

本番を上手く乗り切るために

本番でいい演奏をしたい。。。というのは、誰もが思うことですよね。しかし、本番では、練習にはなかったプレッシャーがあります。ありますよね?と聞けば、大半の人は「ある」ことに同感だと思います。

さて、このプレッシャーが「ある」というところがくせ者なんですね。本当に「ある」のでしょうか。「ある」のではなく、「作っている」のではないか。。。と質問を置き換えて、しばし、自分自身と向き合ってみましょう。そうすると、プレッシャーというものは自分の中で作られている、ということが分かると思います。

同じオーケストラの本番に乗った人の間でも、プレッシャーの感じ方は様々ですよね。もちろん、管でソロがある人とバイオリンの最後のプルトの裏に座っている人とでは、はたから見てもプレッシャの程度が違うように思えます。それでも、これは人によることで、ソロがあって否応なしに目立ってしまう人でもプレッシャーなく吹ける場合もあれば、ソロがあるわけでもなく自分の音が客席に聞こえることがほとんどなさそうなバイオリンの人でもプレッシャーを強烈に感じる場合もあるんですね。

人によると書きましたが、実はこれは正しくなくて、「自分の気持ちのコントロールの仕方」によるということなのだと思います。

この話は、とても奥が深く、また、私自身考えがまとまっていないので、ここでは書き切れませんし、本来は、バイオリンを弾くときにだけ関係することでもなく、日常生活全般の中でいろいろ関係してくることなので、このブログの趣旨にはまりきらないトピックとも言えます。

プレッシャーをどうマネージするかは、実は、他でもなく私自身の課題なのですが、最近、私自身も少しずつ、自分の気持ちのコントロールができるようになってきて、昔はプレッシャーを感じたであろう場面で、それほどプレッシャーを感じずに済むようになってきました。(これは日常生活の話です。)

皆さんもそういう経験を多々しておられると思います。その経験をバイオリンを弾くときにも応用してみては如何でしょうか。。。
by violink | 2004-11-12 12:55 | Relaxation

力を抜くことについて

これまでに何回か、脱力については書いてきましたが、今回は、もうひとつ別の視点から書いてみたいと思います。(これまでのものは、右のインデックスからRelaxationをクリックすると一度に見れます。)

レッスンなどで「力を抜いて!!」と言われるのは、大抵は、楽器を弾いているときに、弾くために必要な力以上の力が入っていて、演奏の妨げになっていることが指摘されているのですね。必要最小限の力で弾くことは、それはそれで大変重要ですが、弾いていないときの脱力ということが、案外出来ているようで出来ていないんですね。今回はその話です。

例えば、腹筋運動をやっているとして、1日100回という目標を作ったとします。50回やったところできつくなってきたら、少し休みを入れて力を抜きますよね。それで少しは回復して、さらに何回か出来るわけです。これを一気に休みなくやると、恐らく回数が少なくなってしまうでしょう。

バイオリンを弾くときも、音を出していないときは、楽器と弓を持つだけの力があればいいわけですね。その方が疲れずに長い時間弾けると思います。このアプローチを推し進めていくと、音を出していない状態(=楽器を構えていない状態)から、音を出す準備が出来た状態(=楽器を構えた状態)に移行するときの体の動きを如何に無駄なくするか、ということにもつながってきます。

よくバイオリンを習いはじめて間もない人が、楽器を構えるのに、肩の上で楽器を左右に動かしてみたり、頭の位置を変えてみたりしているのを見ますよね。一方、プロのバイオリニストの中には、一発でパクッと構えてしまう人が多いですね。

イメージの持ち方として、楽器を左手で持ち上げて、肩の上に置いて、顎ではさんで、右手を上げて、弓を弦の上に置いて。。。というように、楽器を構える動きを別々に捉えるのではなく、これらが一連のつながった動きだというようにイメージしてみることは、多少は役に立つかも知れません。
by violink | 2004-09-20 21:31 | Relaxation

脱力ということについて

バイオリンを弾くときに、余計な力を入れずに弾くというのはとても大切なことですね。ただし、この余計な力というものも、漠然と捉えているだけでは、なかなか上手く力が抜けないものです。

余計な力には、大きく分けて2種類のものがあると考えています。①もともとバイオリンを弾くために必要のない力(=したがって、入らないようにするべき力)と、②さっきは必要だったが今は必要がない力(=したがって、素早く抜くべき力)の2種類です。

①の例としては、楽器を構えるために不必要にあごと肩に力を入れて楽器を支えているようなケースであり、②の例としては、トリルを弾き終わった後で、まだ2本の指に力が入っているようなケースが考えられますね。

①については、レッスンでもよく指摘されると思いますが、②についてはどうでしょうか。①ほどには指摘されることがないように思います。ただし、②のような不必要な力が、上手く弾くことを妨げているケースは山ほどあるんですね。

これは、筋肉に力を入れるスピードの方が、力の入った筋肉を緩めて元の状態に戻るスピードより、通常は速いんですね。意識して、素早く筋肉を緩められるようにトレーニングしないと、筋肉が緩み切らないうちに、筋肉の次の収縮が必要になって、そういうことを続けているうちに、余計な力(①の意味での)が蓄積されていくんですね。

このことを実感するために、次のような実験をしてみましょう。左手の手首より少し下を右手で軽く握ります。このとき左手の手のひらは開いておきます。さて、ここで左手を素早く握ります。次に、素早く広げます。この2つの動きの間、右手の手のひらは、左手首のところで、筋肉が収縮し、また弛緩している様子を感じ取ることができるでしょう。

そのとき、よく気をつけてみると、筋肉が収縮するスピードの方が、弛緩するスピードより速くなっていないでしょうか。

ゆっくりとしたテンポでなら弾けるがインテンポでは弾けない、というのは、多かれ少なかれこのような脱力の失敗によるものですね。そのパッセージの途中でパッと弾くのを止めて、左腕をダランと垂らしてみると、余計な力が抜けて心地よいことからも分かると思います。

普段の練習の中で、②のような力の入り方がないかどうか、ときどき気にしてみると良いのではないでしょうか。
by violink | 2004-05-07 23:45 | Relaxation

力の入り方の知り方

余計な力を入れないで...というのは、バイオリンを弾く上での鉄則のようなことですが、どこにどう力が入っているかを知るのには、力を抜いてみるしかないですね。

要は、リラックスしたときに楽になる感じがする部分こそが、力が入っていた場所だということですね。練習しながら、時々楽器を下ろして、リラックスしてみると、そのとき楽になる感じがする部分に力が入っているということです。

それが必要な力かどうかを見極めることで、余計な力が入っているかどうかが分かるわけですね。何が余計な力かということですが、それは、まず、音に貢献しない力は余計ですね。それから、音を悪くする力も余計です。

今と同じ音をより力を入れずに出すことと、同じ力の入れ方でよりよい音を出すことの2点に気をつけていくことで、余計な力を入れずによい音を出せるようになっていくんだと思いますね。

もちろん、よりよい音を出すためには、筋肉のトレーニングが必要になることもあります。力を抜けばよい音が出る、というような簡単なことではないところが難しいところでもありますね。
by violink | 2004-04-03 05:59 | Relaxation

もっと力を抜いて...

バイオリンを弾くときに余計な力が入っていると、大きな音が出そうとしても出てこない。「力を抜いて」とレッスンで言われた人も多いでしょう。

力を抜くためのトレーニングは、弾くのに必要な最小限の力を感覚としてつかむことが、まず大切ですね。ところがこれが難しくて、同じ結果を少しでも少ない力で出そうと日々努力するしかない。

逆に、余計な力が入っていることを知る方が、やりやすいと個人的には思います。

そのためには、弾き止めて力を完全に抜いてみることですね。そうすると、力が入っていたところの筋肉が一番弛緩するので、どこに一番力が入っていたかが分かります。

それでも、力を抜けばいいということでもなくて、必要な力なんだけれども、筋肉の鍛え方が足りなくて、疲れとなって現れてくることもあります。その見極めは結構難しいですが、要は、弾くのに必要な最小限の力をつかむ中で、徐々に見極めが出来てくるのだと思います。

それで、必要があれば筋トレをするなどして、筋肉の力をつけるということが出てくるわけですね。
by violink | 2004-03-21 22:59 | Relaxation