作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
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新たな試みについて

これまで、このブログでは、私の書いたメモについての感想をコメントとして書き込んでいただいてきました。そして、いただいたコメントへの返事を私も書き込むようにしてきました。

今後も、基本的にはそのような形で進めていこうと思っていますが、実は、このブログで掲示板のようなことができないか。。。と密かに思っていたりもします。

今回はそういう新たな試みの第一弾です。

テーマは、「自分で楽器を選ぶときには、どのようなことに気をつけている(気をつけた)か」ということです。このテーマについて、ご自由にコメントを書いてください。前の方のコメントに関連する内容でなくても、どんどん書いていただいて結構です。(ただし、特定の個人やお店の名前を入れることは避けてくださいね。)

それでは、どなたからでもどうぞ。。。(誰もいなかったりして。(笑))
by violink | 2004-05-29 09:29 | Others | Comments(6)

バイオリンの顔

バイオリンは弾くのも楽しいですが、見るのも楽しいものです。表側からみたバイオリンのイメージを、私は子供の頃から「バイオリンの顔」と呼んでいるのですが、このメモの右側に何気に貼り付けてあるのも、あるバイオリンの顔です。

このコーナーはネタ切れで中々更新できず、昨日久しぶりに更新しました。しかし、これからはネタに困ることはなくなりました。というのも、この種の画像を大量に保有しているアメリカのオークション・ハウスの人から、このブログに掲載することをOKしてもらえたからです。

これからは、そこのデータベースから良さそうなものを気まぐれに取ってきて、1週間に1度くらいは更新したいと思います。基本的にはイタリアのメーカーのものから選んできますが、たまにフランスその他の国のものも登場するかも知れません。

実は私は、弾くことと同じくらい見ることも好きなものですから、次は何を貼ろうかワクワクしながら選んでいるところです。。。(笑) クリックすると少し大きめの画像が出ますので、どうぞお楽しみください。
by violink | 2004-05-25 13:24 | Instruments | Comments(4)

プロとアマチュアの違い

プロとアマチュアの違いというと、普通は上手さの違いだと考えますね。あるいは、弾くことでお金をもらっているか(=生計を維持しているか)どうかという見方もできます。そういう部分は確かに分かりやすいですし、実際、正しいと思います。

しかし、それではアマチュアで上手い人の演奏はプロ並みかというと、それは必ずしもそうではないと思うんですね。我々はどこかでアマチュアであることに安住しています。

他の仕事を持ちながらバイオリンを弾いているわけですから、そこはある種の妥協をして、時間の折り合いをつけながらバイオリンと付き合っているわけですね。それはそうですが、その結果として、上手くなれる機会を失っている、という捉え方も出来るんじゃないか、と思っているんです。

もちろんアマチュアなんですから、それぞれに楽しみ方があっていいわけですし、楽しみ方は人から強要されるものでもありません。ただ、少しでも上手くなろうと思うのであれば、気持ちの持ち方として、それなりに厳しいものを自分に向けるようにしないと、「ただ楽器を持って弾けるだけでも楽しい」と思ってしまって、それ以上の進歩がなくなる可能性もありますよね。

こんなことを書くと、傲慢だと思われるかも知れません。このブログを見てくださっている方々の中も、バイオリンの楽しみ方をそれぞれお持ちだと思います。

それを承知で何故あえてこのようなことを書くのかと言うと、それは、あくまで私自身の気持ちの持ち方として、プロのように厳しく自分の演奏を見つめる面も持つようにしたいと考えているからなんですね。欠点だらけの演奏なので、見つめると苦しくなるだけという気もしますけど。

今回は、思いっきり脱線してしまいました。。。(笑)
by violink | 2004-05-24 20:07 | Others | Comments(9)

細かい音からフレーズを掴むために

フレーズの中には、四分音符とか二分音符など音価の長い音を中心として構成されるものと、八分音符や十六分音符などの音価の短い音を中心として構成されているものがあります。(もちろん、これらの混合もありますが。)

細かい音のつながりのフレーズは、個々の音に注意が向きがちで、フレーズ全体のイメージを掴むことが疎かになりやすいですね。これはちょうど、モザイク画をごく間近でみるようなもので、個々のパーツははっきり見ているのに、パーツが集まってどんな模様になっているのか見えていない、というようなものだと考えています。

では、そのような細かい音のフレーズから、どのようにしてそのフレーズの全体のイメージを掴んでいくかですが、これは推理と発見の連続ですね。大まかには、まず、音のつながりの中から、特に意味を持っている音を把握していきます。

例えば、シンプルなところでは、フレーズが上行音型なのか、下行音型なのかという見方があり、その方向性を示している音をピックアップするというやり方があります。また、和音上重要な音をピックアップしていくというやり方もあります。そのようにして、細かい音の中でも重要な音をピックアップした後で、それらの音だけをつなげてみてどのように音楽が流れていくべきなのか、ということに目を配ってみるわけですね。

こうして、音楽の流れ方の骨格を把握すると、その重要な音とそれ以外の音との役割の違いが自分自身でも意識できますので、そのフレーズを練習するときにもそのような意識が生きてきます。その結果、よりフレーズ感のクリアな演奏が出来るようになっていくんだと思いますね。
by violink | 2004-05-20 12:46 | Expression | Comments(0)

トリルについて

トリルというのは、簡単に見えて実はいろいろ難しい面がありますね。細かく見ていくと、以下のような要素に分解できると考えています。

(グループ①)
・指を叩く力と速さ(←「指を上げる速さ」も含まれます。)
・トリルの音程の幅

(グループ②)
・トリルを上からかけるか下からかけるか
・トリルの終わりをどう処理するか

(グループ③)
・トリルの音の響き

(グループ④)
・トリルの2音の音色の弾き分け

グループ①は、一番基本となることですね。指を上げる速さを鍛えることは、トリルを速くできるようにするための、余り声高に言われないポイントです。トリルの音程の幅は、通常押さえる指の間隔を僅かに広めにとることで解決します。

グループ②は、曲の中でトリルをどう入れるかという問題で、これはバイオリンを弾くテクニックというよりは、曲の解釈の問題ですね。ソロであれば、トリルの終わりをどのように納めるかということは、伴奏との関係でも大切になってきますね。

グループ③は、意外と疎かになりやすい点ですね。指でしっかり弦を押さえることは、トリルのように速い指の動きの中では、結構難しいものです。それから、右手についても、左手のトリルに力が入ると、右手にも余計な力が入って、音がつぶれてしまうことがままありますね。

グループ④
これは、果たしてどこまで追求するべきか議論が分かれる点ではあります。トリルというものは、2音のうち一方が他方よりも音楽的に重要な場合がほとんどですから、その重要な音をトリルの中でも際立たせるようにするというのがねらいです。私自身も未だ研究中なので多くを書けませんが、曲の中でのトリルの効果を上げるためには、意味のあることだと考えています。

今回の内容の一部は、これまでに書いたメモと重なる内容だと思いますが、敢えて、トリルという切り口で書いてみました。
by violink | 2004-05-18 13:41 | Fingering | Comments(7)

弾けないところを克服するために(補足)

弾けないところを克服するために

以前に書いた上のメモの内容について、どうしても弾けないときには、しばらくヴァイオリンを弾くのを止めてみるのが良いのではないか、というコメントをいただきました。

また、同じ曲の同じ箇所ばかりさらうのではなく、気分転換の意味も込めて、全く雰囲気が違っていてかつ技術的により難しい曲を弾くことも効果的だというコメントもいただきました。

みなさん、それぞれのご経験の中で、自分なりに編み出した練習の方法がおありだと思います。そのようなお知恵があれば、このブログへのコメントとして是非お寄せいただければと思います。

上記の2つのコメントをお寄せいただいたPさん、ありがとうございました。
by violink | 2004-05-16 15:44 | Comments(0)

楽器なしでやる練習について(続の補足)

この直前のメモで、右腕をゆっくり動かす練習で、腕が静止しているところから動き出した瞬間に、出来るだけ素早く定速まで持っていく、ということを書きましたが、このことについて、一つだけ補足したいと思います。

出来るだけ素早くということを意識しすぎると、定速ではなく、腕を動かしている間のゆっくりしたスピードより、腕を動かし始めた瞬間の方が速くなってしまいます。

鈍すぎもせず、動かした瞬間が速すぎもせず、腕を動かす一定の速さまで瞬間的に持って行く、動かした瞬間から速さは一定で変わらない、ということがとても大切です。

この点がこの練習の一番難しいところですが、このことが出来るように腕の動きに注意を払って行くこと自体が、この練習のねらいでもあるんですね。
by violink | 2004-05-15 16:15 | Comments(0)

楽器なしでやる練習について(続)

今回は、右手の練習についてです。この直前のメモに書きましたが、右手の練習をするときは、素手ではなく弓を持ってやった方がよい練習が多いと考えています。その理由は、多くの場合、右手が上手く行かないのは、弓の持つ弾力や重さを右手で上手くコントロールできないことが原因だと思われるからです。

弓を持って練習をするのでは、通勤中にやることは不可能ですね。(笑) その意味では、楽器なしでやる練習とは言えないかも知れません。ですが、楽器に乗せて音を出す以前に、弓だけを使って練習することによって、よりポイントポイントに集中した練習ができるので、弓だけを使ってやる練習は効果的だと考えています。

まずイメージトレーニングとして、弓をバイオリンを弾くときのように持って、振ってみます。ゆっくりでいいですし、振る方向も自由です。振るときには、手首を軸にして弧を描くように振ることも、弓全体の平行移動のような振り方もします。要は、そういう動きの中で、常に弓先がどこにあるのか、その存在感を右手で感じるようにすることが大切です。

次に、移弦の準備練習のようなものですが、自分が楽器を構えたときにちょうど弦と弓との接点になるような点を想定し、その点で弓先で移弦するかのように、弓を振ってみます。当然、弓先を軸とした回転運動になるのが理想です。そして、この回転の軸を徐々に弓先から弓元に動かしてみる、あるいはその逆を何度かやってみます。理想的には弓を振っている中で、弓の回転軸が弓先から弓元あるいはその逆にきれいに移動して見えます。そのような動きになるよう目指してやります。この練習では、弓先から弓元に向かって回転軸が移動するにつれて、右手の特に小指への負担が大きくなりますが、この負担を上手くコントロールできれば、実際に楽器を引くときの弓元での移弦がすんなりできるようになります。

そして、最も重要なことですが、弓を返すときの右手の柔軟性の練習です。要は、弓を返すときには、慣性の法則にしたがって、もう少しの時間、弓は今までと同じ方向に移動しようとしますね。その弓の動きを右手で感じるように努めるということですね。これは、弓を垂直して、上下運動として動かしながらやるといいと思います。こういう練習をすることで、弓の返しのときの腕の動きと弓自体の動きとの間に、ごくわずかなタイムラグが生じることを体得するものです。弓の返しのときに右手の指を不必要に動かすことを防ぐためにも有用な練習だと思います。

そのほかに、水平に持った弓を右手の小指だけの力で跳ね上げ、そのときにビュッと音がするようにするような練習方法もあるようですが、そこまで小指の力を鍛える必要はないと、個人的には思います。

最後に、弓を使わなくても出来る大切な練習について書いておきたいと思います。これは、音の立ち上がりを素早くすることに役立つ練習です。右手を弓を持ったときと同じようにして、弓先1/5のポイントから弓元1/5のポイントの間をゆっくり何度も往復させるというイメージですが、移動中の手の動きは出来るだけゆっくり(ただし一定の速さ)にすることが肝要です。この練習では、両端で腕が静止している状態から動いている状態に移る瞬間に、腕の動く速さをゼロから一定の速さまで瞬間的に持っていくように心がけること、その際に余計な力が入らないようにすることが大切ですね。実際には、速さがゼロから突然一定の速さに上がることはあり得ないわけですが、その速さの上がり方が、意識しないと緩慢になり過ぎて、その結果として音の立ち上がりが鈍くなることが大変多いんですね。

今回の話も、ビジュアル的に示したほうが100倍分かりやすいと思いましたが、とりあえず書いてみました。。。このブログ始まって以来の最も長い文章になってしまいました。
by violink | 2004-05-14 06:11 | Practise | Comments(0)

楽器なしでやる練習について

バイオリンを上手く弾こうと思えば、練習が必要ですが、仕事があって平日はほとんど練習ができないという人も多いと思います。そこで、発想を転換して、楽器を持たないで練習することを考えてみます。

そのような練習を行うメリットは、まず、細切れの時間を活用できることにありますね。楽器がそばにないときでも練習することができます。また、楽器なしの練習では、楽器を持っていてはできない種類の筋肉トレーニングが出来る面もあります。したがって、楽器がないから仕方なく楽器なしの練習で済ませる、というのではなく、楽器なしと楽器ありの練習を両方組み合わせてやっていくのが効果的だと思いますね。

さて、そんな「楽器なし練習」にも、いくつかの種類がありますね。

最もポピュラーなのは、例えば、電車の手すりをネックに見立てて左手指の動きを練習することですね。同じ練習を、右手の人差し指と中指を立てて、薬指と小指を折って、それに左手を這わせることでやることもできます。個人的には後者のやり方の方がお勧めですが、それは、電車に乗っていないところでも出来ることと、指先の当たり方が柔らかめなので、強めにやっても指を痛める可能性が低いからですね。

それ以外にも、ハンドグリップというんでしょうか、手のひらで握って、人差し指から小指までの4本の指を別々のバネ付きのボタンにおいて、それをゆっくり押し込んで一定のところで保っておくようにして、じっくりと指先の力を鍛える方法がありますね。(負荷の重すぎるハンドグリップを使うと、却って指を痛めることになることに要注意です。)

また、ヴィブラートの練習では、左手を真っ直ぐに突き出して(←突き出す方向は自由です。)、軽く握った左手を揺らすようにします。そのときに、手のひらが左手を突き出した方向と一直線になる場所を定位置として、そこから手のひらを自分に向ける場所までの往復、そこから手の甲を自分に向ける場所までの2種類の揺らし方をして、少しずつテンポを上げてみます。この練習は、一様な動きを長い時間繰り返せるようにするのが目標で、かつ、その動きをするときに前腕に力が入らないように気をつけます。

楽器なしでやる練習は、左手の練習が中心です。というのは、右手の練習は、棒のようなものがないと効果的に出来ないからです。次回は、楽器なしでやる練習のバリエーションとして、バイオリンを持たずに弓だけを持って行う練習を取り上げてみたいと思います。
by violink | 2004-05-12 20:43 | Practise | Comments(0)

説得力のある演奏とは

例えば、この人の生き様は...と思わせるような壮絶な人生を送った人がいるとします。その人自身は、ひたすら自分と向き合って一生懸命に行きぬいた...その人自身にとってはそれだけのことだったりするわけです。そこには、周りの人が壮絶だと思っているとかどうだとか、そんなことは眼中にはないし、どうでもよいことなのですね。

さて、こういう人の生き様に惚れ込んだ人がいるとします。そして、自分も人が圧倒されるような壮絶な人生を送りたいと考えたとします。いろいろなことを考え始めます。まず、何をもって人は壮絶だと考えるのか、とか、どうすればその壮絶な生き方をしていることを人に見てもらおうか、とか、さらには誰か発言力のある人に自分の生き方を評価してもらうような手立てはないかとか...そんなことになるのかも知れません。

でも残念ながら、この人の生き方をみて、圧倒される人はいないはずです。何かが違うんですね。

イントロがとんでもない書き出しになりましたが、説得力のある演奏というものも、大げさに言えば、説得力のある人生と同じような面を持っていると、私は思うんですね。

素晴らしい演奏にもいろいろあると思いますが、総じて素朴な演奏が多いものです。雄弁なスピーチが説得力を持つということと、奏でられた音楽が説得力を持つということは、根本のところで何かが違うのだと、私は思います。雄弁なスピーチは、人に強い印象を与えるための仕掛けがいろいろ組み込まれていて、ある意味で作為的なものです。説得力のある演奏というものは、その演奏家が音楽と向き合うその現場を傍らから垣間見させてもらっていて、その作業が本質に迫っていて素晴らしい、というような風情だと、私は思っています。

それくらい音楽を奏でるというのは、個人的なことだと思うんですね。その人自身にとって最も意味を持っているはずなんですね。その音楽と向き合うことにどれだけの意味を見出すか...自分が自分自身に課す課題であり、その課題に自分で答を出すということだと思います。

アマチュアは技術的にも時間的にも制約が多くて、なかなかこういう境地を味わえません。むしろ、美しい音楽を聴いて感動し、自分も及ばずながら音楽を作り出す過程に参加してみたいという動機から、我々は音楽を奏でることを喜び、楽しんでいるのだと思います。それでも、音楽を奏でるということは、実は自分自身が作品に向き合う孤独な作業なのだという感覚を、私はどこかで持ち続けていたいと思うんですね。

...今回の話は、自分に対するつぶやきのような内容になってしまいました。(笑)
by violink | 2004-05-10 02:14 | Performance | Comments(2)