作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
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発想の転換(上から見ること)

バイオリンの演奏技術は複雑多岐にわたりますし、これをマスターしようとすれば、それなりに忍耐と時間が必要であることは確かですね。ただし、技術の練習を積み上げさえすれば表情豊かな演奏にたどり着く、というわけには行きません。

そこで、今回はちょっと発想の転換をしてみたいと思います。

どの曲をどのように弾きたいのか。。。それは練習の結果ではなく、練習の目的なのですね。この曲をこう弾きたい。。。というものが明確にイメージできるかどうかで、上達のスピードも変わってくると思います。

もちろん、基礎的な技術をマスターするには、有無を言わせずにとにかく練習が必要です。ただし、ある程度の技術が身についてきたら、逆向きの発想が必要になってくると私は思います。それは、「上から見てみる」ということです。どう弾きたいのかを明確にイメージできれば、それとのギャップで現在の姿を見つめることができるはずです。

これは、自分の練習を録音して客観的に聴いてみて、音程、リズムなどをチェックするということと似て非なることです。そのようなパーツのチェックではなく、もっと大きな視点からのチェックです。そして、このようなチェックをするには、自分はどう弾きたいのかを明確にイメージしている必要があるわけですね。

そうして「上から見てみる」と、自分の演奏で何が妨げになって、弾きたいように弾けていないのかが見えてくるんですね。その障害を取り除いていくことによって、弾きたい演奏に少しずつ近づけていくというアプローチです。

さて、そこで大切になってくるのが、どう弾きたいかのイメージ作りということになります。このイメージは、人によって、プロの生演奏であり、CDであり、楽譜からのインスピレーションであり、様々だと思いますが、いずれにせよ、大まかにではなくそれなりに具体的なイメージ作りをすることが大切だと思います。

そのイメージ作りのプロセスでは、常に曲の流れを鳥瞰しながら、具体的にどのような奏法で弾くのかというミクロのレベルに時々ズーム・インしてみるようにするのが良いと思います。鳥瞰することを怠ると、木を見て森を見ずという状況になってしまいますので。

今回の話は、発想の転換の話でした。一所懸命に練習しているのになかなか思うような演奏になって来ないという状況では、気分転換を兼ねて、このようなアプローチをしてみるのもよいと思いますね。
by violink | 2004-10-31 21:08 | Practise | Comments(2)

<音楽という言葉>転調のあやについて

いろいろな曲で、時として転調というものが出てきますが、大抵は、何調から何調に転調するか、ということだけに意識が向いて、その転調のニュアンスというものには思いが及ばないものです。

この転調というものを、「気持ちの切り替え」として捉えてみましょう。私たちが日常生活の中で、気持ちの切り替えが必要だと思う状況には、様々な状況がありますね。性格的に気持ちの切り替えがスパッとできる人もいるでしょうし、そうでない人もいます。

また、意図的に気持ちの切り替えをしようとするときに、何となく未練を残しながらの気持ちの切り替えや、はやる気持ちを抑えながらさっさと気持ちを切り替えることもあるでしょう。そのような気持ちの切り替えのパターンは、それこそ日常生活のシーン毎に様々だと思います。

転調するシーンにも、「気持ちの切り替え」と同じように様々なシーンがあると私は思います。そして、そのシーンに応じて、単に調性を変えるということでなく、テンポなりダイナミクスなり、そのバックグラウンドに当たるようなものを工夫していくことで、より一層、その転調のニュアンスがクリアに表現できると思うんですね。
by violink | 2004-10-31 09:15 | Interpretation | Comments(0)