作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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メロディーらしく聴かせるために

自分の大好きなメロディーを弾いて録音してみると、案外、表情が乏しくてがっかりすることがあります。それは、往々にして、弾いている自分が、そのメロディーを誰かが美しく弾いているイメージに心酔していて、自分が出している音に注意が向かないためですね。

ちょっとした注意を払うことで大きく変わる可能性があるのは、音の弾き終わりのところです。弾き始めは、きちんと音が立ち上がるようにとか、汚い雑音が出ないようにとか、いろいろ気をつかう人でも、弾き終わりには無頓着であることがあります。

これは、その音でフレーズが終わる(=休符に続く)場合もそうですが、フレーズの中の音、特に、弓を返す直前の音への注意が散漫になると、フレーズ全体が冴えない演奏になってしまいます。

弓の返しの前の音で、意図せずにディミヌエンドになっていないか、意図せずにヴィブラートが止まっていないか、ということに注意するとよいと思います。ヴィブラートに関しては、フレーズの最後までブリブリとかけ続けると、せっかくのフレーズの邪魔になってしまうこともありますね。

意図せずにディミヌエンドになってしまう原因として、弓のスピードが落ちている場合があります。弓の返しを準備するようなイメージになってしまうのかもしれません。弓の返しで雑音が出ないように、と考えすぎると、ソッと返すようにしようと、弓の返しの前で弓のスピードが落ちてしまうことがあります。その場合は、ソッと返すというイメージを改めないと改善しないかもしれません。荒療治としては、逆に、少しクレッシェンドにするようなつもりで練習してみるのもよいと思います。弓を返す瞬間まで弓のスピードを落とさないようにする練習になりますので。

ヴィブラートは、右手に注意が行き過ぎると止まってしまうことがあります。それは、そもそもヴィブラートを「かけよう」という気持ちを持ちすぎているためであることが多いと思います。「かけよう」と思ってヴィブラートをかけると、どこかに無理な力が入ってくることが多いですね。また、これとは別に、左手の指を変えるときに、いつもと言ってよいほど一瞬ヴィブラートが止まっている場合もあります。このような場合は、左手の指を、次の指を置いてから前の指を上げるようにして、2本の指が弦を押さえている状態でヴィブラートの練習をすることにも効果があります。

メロディーの話から一般的な話になってしまいました。。。
by violink | 2011-02-12 15:59 | Phrasing