作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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弓を傾けて弾くことについて-使う毛の量をコントロールする-

弦に弓の毛が全部つくように弾く時点で、すでに弓を傾けて弾いているわけですが、そこからさらに弓を傾けて弾くと、弓の毛の一部だけが弦に接触するようになります。

このように弓を傾けるのは、弓に重みを乗せずに軽い音を出したいときですね。毛が少ない分、同じ重みに対して大きく弓の毛がたわみますので、弓に余計な重みを乗せると弓のスティックに毛がついてしまいます。というわけで、音量を求めるのではなく、軽い音が欲しいときの特殊奏法のようなものだと思います。

ありがちなのは、そういう音を出したいわけでもないのに、ことさら弓を傾けて弾いているケースで、これでは目的と手段が一致しません。普通の音を出したいのであれば、弓の毛の全てが弦にしっかりついている状態が基本だと思います。

特に弓先の方に行くと、弓が曲がって(=弦に対して直角でない)、また、弓がことさらに傾きがちですので、時々、気をつけてみるとよいと思います。
by violink | 2015-03-05 12:10 | Bowing

シフティングの基本は瞬間移動-脱力すること

シフティング(ポジション移動)は、4本しかない指を使って幅広い音域の音を出すために必要になるので、指がたくさんあればシフティングは必要ありません。というわけで、シフティングの基本は、移動したことが分からないような瞬間移動だと考えています。

瞬間的に移動するためには、移動の動きを素早く行うことと、移動を始めた瞬間にすぐに脱力することが必要ですね。特に、脱力が上手く行かないと、その後の指の動きが鈍くなってしまいます。イメージとしては、上行音型でのシフティングであれば、肘のところに脱力すると縮むバネがついているような感じでしょうか。

また、静止している状態から動き出すまでのステップが少なければ少ないほど、動き出しやすくなります。そのためには、弾くときにネックを握り締めないようにすることですね。握り締めていると、一旦緩めないと動き出せません。いつでも動けるようにしておくことが大切ですね。これは楽器の持ち方・支え方そのものに関係してきます。

それから、シフティングの途中では、(ガイディング・フィンガーと呼ぶ人もいますが、通常は、)人差し指を残して、滑らすような感じになりますが、これも、できるだけ摩擦が少なくなるようにした方が、移動が素早くできます。シフティングに習熟すれば、指をほとんど滑らせずに移動することができるようになります。

ただし、それは体がそれぞれのポジションでの腕や手の形を覚え込んだ後のことですので、まずは、正しい音程を意識しながら丹念に練習していくことですね。
by violink | 2015-03-05 05:46 | Shifting