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ヴィブラートとは
ヴィブラートとは音を揺らすことではありますが、あの絶妙な響きは決して音程の上下のみによってもたらされるものではありません。
むしろ、正しい音程のツボにはまった時の豊かな響きと、そこから少し音程がズレた時の若干くすんだ響きとの間の行き来によって、この響きの違いがヴィブラートの響きの美しさをもたらすのだと思いますね。 したがって、ヴィブラートの練習では、まず、正しい音程をノン・ヴィブラートで弾くということが重要になってきます。そのときに、ヴィブラートをかけるときの指の動きを考えて、指板の上での指の立ち方に注意する必要がありますね。 ヴィブラートは正しい音程から若干低めの音程への動きなので、上記の練習をするときには指がしっかり立っていることを確認します。 ヴィブラートにも速さや幅にいろいろヴァリエーションがあり、それらを分けて練習する方法もあるでしょうが、絶対的な速さと幅の組合せがあるわけではないので、そういったものは、音楽の中で工夫しながら身に着ける方が現実的だと思いますね。 それから、ヴィブラートの練習では、左手の肘から少し手首寄りのところに力が入ってしまったり、指板を左手のてのひらでしっかり握ってしまったりしがちなので、あまり長い間続けて練習せずに、休み休みにして、こういう点をチェックしながらやるとよいとでしょう。
by violink
| 2004-03-28 18:17
| Vibrato
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