作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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リコシェの弾き方のコツ

リコシェというのは、弓を弦に落として、その跳ね返りだけでいくつかの音を一弓で弾く奏法ですね。一音一音コントロールできないので、一定の間隔で弾むようにするのには工夫が要ります。

その工夫とは、①弓を使う場所であり、②弓を弦に落とす高さであり、③弓のスピードの3つの視点から行うことになります。①に関しては、弓が弾む場所はある程度限られますので、あまり悩まないで済むと思います。そこで、②と③のコントロールが大切になってきます。これは、自分でいろいろな組合せで実験してみるのが手っ取り早いです。

ただ、普通にやれば、弾み始めから時間が経つにつれて、弾む間隔がどんどん詰まってくることに気づくと思います。これを弓のスピードを少しずつ上げるようにして、弾む間隔が一定になるように調節するわけですね。(他の条件が同じであれば、弓のスピードが速い方が、弾む間隔は広くなります。)ちなみに、弓を弦に落とす高さについては、高くなればなるほど、弾む間隔は広くなりますね。

さて、コツとは何かというと、(別にコツでもないかも知れませんが、)②に関連して、弓を最初に弦に落としてから、楽器の高さに多少気をつけてみるということです。言うまでもなく、楽器を上げれば、弓と弦の距離が近づきますし、楽器を下げるとその逆になります。このことを上手く使うと、弓が弦の上で弾む間隔を、いろいろ調節できるようになりますね。

リコシェで疎かになりやすいことは、弾ませた最後の音を一音だけ返して弾くような音型で、この一音がかすれたりして、音の立上りがはっきりしなくなりやすいことですね。この一音がはっきり区切れて、初めてリコシェが歯切れよく聞こえる部分もあるので、気をつけたいものです。

今回の話は、分かりやすくするために大げさに書きましたが、実際には微調整のような感じの話です。この感じは、やってみればすぐに分かると思います。

(弓が上手く弾まないときは、弓が寝ていないかチェックしてみます。寝ているのを立てるだけで、上手く行かなかったのがウソのように、今度は弾みすぎるようになりますので。。。(笑))
by violink | 2004-11-11 01:33 | Bowing
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