作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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音の立上りのニュアンス

音の立上りと言うと、アクセントをつけるかつけないか、というのが最もシンプルな捉え方ですね。それで、とにかく差がついているように聞こえなければいけない、ということで、アクセントのつけ方に注意が向きがちです。

その結果として、音が荒れてきます。雑音が混じってきます。何よりも、音の立ち上がりが鈍くなってきます。そうすると、楽器の反応が鈍いので、自分が出した音が分かりにくくなります。

まず、音の立上りは、普通に思われているほどギチッとしたものではなく、かと言っていつ出たか分からないような曖昧なものではない、ということですね。その感覚を掴もうと努力をしてみると、そのうちに分かってくると思います。

プロの上手い人のCDを聴いてみると、音がきちんと立ち上がっているのに、頭に余計なアクセントが付いていない音、というのがどういうものか、耳からのイメージが出来てきます。それを頼りに、自分で試行錯誤する必要があるんでしょうね。

こういう音の立上げができると、それにアクセントの要素をどの程度乗せるかによって、音の立上りのニュアンスがものすごく広がってきます。プロの上手い演奏というのは、我々アマチュアが思うほど、アクセントを強調していなかったりもします。

それは、ベースとなる音の立上げがきちんと出来ていて、それとの比較でアクセントがアクセントとして感じられるからで、あくまで相対的なものなのだと思います。

人の話し方でもそうですよね。彼、今日はちょっとテンション高いな。。。と思うのは、その人の普段の話し方と比べているわけで、テンションが高い人同士を比べてそう思っているわけではないのですね。
by violink | 2005-02-11 09:47 | Bowing
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