作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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響く音のイメージ

バイオリンは音の小さい楽器ですから、遠くの人に聞こえるような音を出そうと思っても、大口径のスピーカーをバンバン鳴らすようなわけには行きませんね。そんな小さいバイオリンの音でも、名手はサントリー・ホールの隅々まで届かせることができます。その秘密は何でしょうか。

私は、①目の前の空気を突き抜けていくエネルギーと、②まわりの空気を振るわせるエネルギーという、2つの捉え方をしています。これはイメージ・トレーニングのようなものなのですが、実は、楽器から良い音を出すということに対する、外からのアプローチでもあります。

これらの①と②のエネルギーを帯びた音がどのような音かということについて、自分の中で理想を作っておくことが役に立ちます。名手が弾くCDで、録音するマイクが楽器から比較的近いものは①、遠いものは②の感じをつかむのに役に立ちます。ライブ録音のようにある程度の広さのある場所で録音されたものの方が、比較的分かりやすいですね。

これらのイメージについては、とうてい言葉で書き切ることはできません。むしろ、名手たちが同じ楽器を弾いても、それぞれ違うその人だけの音がする、と言われることからも、これのイメージは、人によってある程度違いがあるものだと、私は思っています。大切なことは、自分なりのイメージを持つことだと思いますね。

もちろん、実際にそういう音を出せるようにするためには練習が必要であるわけですが、自分がどういう音を目指して練習しているのか、具体的な音のイメージを自分で持っていた方が、練習の効果ははるかに高いものですので、今回は敢えてこんな抽象的な話をしてみました。
by violink | 2004-04-17 07:13 | Sound
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