作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
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弓の速さのコントロール

弓を使うスピードのコントロールの大切さは、以前にも書きました。今回は、どうやってコントロールするかということについてです。

皆さんは、「相対速度」という言葉を聞いたことがありますか。これは、例えば、電車に乗っているときに、同じ方向に同じ速さで走っている車が、窓から見えるとします。車はあたかも止まっているように見えますね。そして、電車と車のどちらかが加速か減速かすると、一方が他方を追い越していくように見えるものです。

実は、弓を使うスピードをコントロールするときに、この「相対速度」という感覚が役に立つんですね。いろいろな意味で役に立ちますが、特に、①弓元からの弾き初めの音の立上げ方の使い分けと、②弓をゆっくり長めに使うための速度のコントロール、の2点について、特に役に立つと私は感じています。

...と文字で書くと何か大げさなことのようですが、簡単に言えば、楽器の方を動かすことで、弓の負担を減らしてやるということです。(ただし、楽器だけを左右に振るのではなく、身体ごと持っていくことが大切です。) 極端な話、弓を5センチ動かすのも、楽器を反対方向に5センチ動かすのも同じことなんですね。この発想を応用すると、弓を持っている右手だけで何とかやろうとして苦労しているようなことが、ウソのように簡単に片付いてしまったりします。

大ざっぱな書き方をしましたが、この感覚は、実際に楽器を持ってみると、頭で考えるよりはるかに簡単に理解できます。名手の演奏会に行ったら、そういう目で観察してみましょう。多少誇張して言えば、全ての音で、多かれ少なかれこの感覚を生かしながら音を出していることが分かると思いますね。
by violink | 2004-04-19 03:58 | Bowing
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