作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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練習の効率を上げるために...

練習の仕方というのは、人それぞれでしょうが、その人その人のやり方というのは、案外決まっていたりしますね。如何ですか。

弾けない箇所があるときに、その部分を何度も繰り返して練習するというのは、必要なことですね。そのときに、テンポを落としてやってみるというのは、よくやりますし、必要なことでもあります。

ただ、同じ「弾けない」にも、いろいろな場合があって、単にスピードについていけないこともあれば、ゆっくりやっても弾けないこともあるわけですね。テンポを落としても、それでも上手く行かないときは、どうすればいいでしょうか。

私は、「単純化」ということが大切だと考えています。それは、例えば、右手・左手とも複雑な動きをしているときは、右手を単純化する(=スピッカートのところをスラーでつなげてしまう、など。)とか、左手を単純化する(リズムを考えずに単純な音のつながりに置き換えてしまう、ヴィブラートをかけずに弾く、など。)ということをやるわけですね。

そうすると、自分に出来ていないことが、具体的に何なのかが分かってきます。そうして、何が出来ていないのかをつかむところからスタートしないと、何回練習しても上手く行かないものは上手く行かないものです。

さらに悪いことに、弾けない状態で何度も繰り返すと、それを身体は覚えていきますし、また、弾けていないということを感じる自分のセンサーも鈍ってきます。

「単純化」をいろいろな形でやった上で、最後の仕上げは、それらを全部一緒にして、普通に弾くわけですが、これはゆっくりしたテンポから徐々に速くしていくことになります。その時に大切なのは、意識しなくても上手くできる、という感じを持てるようになってからテンポを上げていくことですね。

インテンポで全てを意識してやる、ということは不可能なのですね。意識しなくてもできるという状態を目指す必要があります。

例えば、歩きながら話をする、という誰でも普段やっていることですが、歩き方を知らない人は、足の動かし方をひとつひとつ気にしながらマスターしていく必要があって、そのプロセスでは、話をするなどという余裕はないわけです。ところが、一旦歩き方をマスターすれば、足の動かし方を気にせずに、歩きながら話ができるようになりますね。これは、足を動かすことと話すこととの両方に素早く気配りをしているのではないんですね。

今回はちょっと長くなってしまいました。
by violink | 2004-04-19 13:09 | Practise
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