知人の披露宴とか、ホームパーティーとか、いろいろとバイオリンを弾く機会があるのですが、そのたびに思うのは、「伝えた」ものと「伝わった」ものとが違うということです。
もちろん、聞く人の音楽経験の違いもあるでしょう。バイオリンの生演奏を初めて聞いたという人からすれば、聞こえてくる一音一音が新鮮で楽しめるでしょうし、想い出の曲の演奏を聴けば、きっと当時のことを思い出すでしょう。
そういうことは、弾いている自分の演奏の出来不出来とは違うところで、人に伝わっていることだと思います。もちろん、伝える内容を充実していきたいと思いますが、そういう努力とは別のところで、何かが伝わるんですね。そして、その何かは、伝える側には分かりきれないことでもあります。
そういう自分を離れたところで伝わる何か、、、その偶然に身を任せるのはアマチュアの特権ですね。思わぬ人から思わぬコメントをもらって、、、思わず幸せな気分になったりもします。
肩肘を張らずに楽しく過ごす時間、、、バイオリンと過ごす時間がそういう時間だと言い切れるひとは、本当に幸せな人だと思いますし、自分もそうなりたいものです。。。。
みなさんにとって、バイオリンと過ごす時間は、どんな感じですか?