作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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和音を色彩豊かに聴かせるために

和音を弾くときは、単音を弾くときには考える必要のなかったことが出てきますね。例えば、音量のバランス、音程の間隔です。左手の形もより複雑になりますし、そもそも指が伸び切らなくて正しい音程でとれない(!)などという、悲しい事態に遭遇することもあるかも知れません。

こういう難しさがあるので、単音のときにはある程度気配りできたことが、疎かになってきてしまうことが多いですね。それで、和音の響きがとても単調になってしまったりもします。もちろん、2つの音の音程の間隔には気をつけますので、そのレベルでの音程の問題は解決されていてもです。

。。。和音の響きが特に単調に聞こえがちなのは、和音を単発で弾くときよりも、メロディーを和音で弾いているときの方が多いと思います。それは、単音でメロディーを弾くときにはいろいろ工夫をする音程の微妙なニュアンスを、和音で弾くときにもきちんと出そうとすると、それ以外のことがすべて疎かになってしまいがちで、なかなかそこまで踏み込めないからだと思います。

そういう次元の高い問題ですので、練習をするときの優先順位は低くならざるを得ないのですが、常に心に留めておきたい問題ですね。

クライスラーが演奏する自作「ウィーン奇想曲」の中程からの美しい2和音のメロディーを聴きながら、ふと感じたことを書いてみました。。。
by violink | 2005-08-21 10:00 | Pitch
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