作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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エチュードの使い方について

子供の頃からバイオリンを習っていた人の中には、レッスンでエチュード(練習曲)をしっかりやらされた人がいると思います。まず、エチュードでしっかり技を身につけてから曲に移って音楽作りを勉強する、というのは正攻法ではあると思います。

ただ、子供の頃と違って、社会人ともなると、発表会の代わりに本番(オケであれ室内楽であれソロであれ)というものがやってきます。発表会では、自分のレベルに合った曲を先生が選んでくれるわけですが、本番でやる曲は、やりたい曲であって、必ずしも自分のレベルに合った曲をやるわけではありませんね。

じゃあ、その曲をやる前に、自分の技を磨くためにエチュードをやろう、と一念発起してみても、ただでさえ時間が足りない中で、およそ続きません。やはり本番というものがある以上、曲の練習に優先順位を置かないわけにはいかない状況にあるわけですね。

そこで、練習は曲を中心に組み立てることになります。つまり、曲を練習しながら技を磨くわけですね。ただし、エチュードを併用することで、技を磨く効率が良くなると思います。

そのためには、エチュードを丁寧に選ぶ必要がありますね。何しろエチュードをさらう時間がないわけですから、セブシックのように、磨く技の違いに応じて1冊単位で練習材料が満載されているような大部なものは続きませんね。その代わり、楽譜半ページから1ページくらいの分量のもので、それぞれのエチュードの練習目的(=磨ける技の種類)がはっきりしているものを選ぶようにするといいですね。例えば、クロイツェルとかドントなどです。

次に、エチュードの使い方ですが、何しろ曲中心の練習ですから、曲を弾きながら、上手く弾けない箇所をチェックして、上手く弾くためにはどういう技を磨く必要があるかを考えて、その目的にあったエチュードをそれからさらう、という順序でしょうか。「自分は骨が弱いけど、普段の食事ではカルシウムが十分とれないので、サプリメントで補う」というようなイメージかなと思います。

エチュードの中には、筋肉学(?)の専門家が書いたようなものもあって、それは、バイオリンを弾くときに関係してくる筋肉を鍛えることを主眼に置いた内容になっています。ドゥーニス(Dounis)という人が書いたものですね。これなどは、サプリメントというよりも筋トレマシンのようなものかも知れませんね。(笑)
by violink | 2004-05-06 07:47 | Practise
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