作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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符点のリズムのワナ

符点のリズムとは、今さらですが、3:1のリズムを指しています。符点8分音符+16分音符、符点4分音符+8分音符、などが代表例ですね。

この符点のリズムは、日本人が不得意と言われるリズムで、甘くなりがちと言われます。実は、この「言われる」が曲者で、甘くならないように注意を払いすぎる傾向があります。僕自身の経験上(オーケストラなど)も、符点のリズムが3:1になっていないことは日常茶飯事ですが、これが甘すぎると注意されますが、厳し目になっていても注意されないことが多かったと思います。

そういうわけで、符点のリズムは、総じて厳し目(つまり、3.2:0.8とか。)になりがちです。もちろん、多少厳し目にして耳には丁度良く聞こえるという面もあるようですが、それは、3:1がきちんと出来ることが前提のお話だと思いますので、まずは、3:1の割り方できちんとできることが大切だと思うんですね。

特に、メロディーを歌うときなど、ルバートをかけていてテンポが微妙に伸縮するような場合に、そのテンポに応じて3:1をきちんとやる(やっているように聞こえさせる)というのは、結構難しいですね。疎かになりやすいです。

それから、ゆっくりしたテンポでやるときですね。同じメロディーをどんどんテンポを落としていくと分かりますが、遅いテンポでは、3:1が厳し目になりやすいと思います。

恐らく、作曲家は理由があって3:1のリズムで書いたはずなので、まずはそれを正確にやるところからスタートする必要があるのだと思いますね。その上で、解釈上、厳し目にやるということはあるのでしょうね。
by violink | 2006-02-23 20:12 | Rhythm
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