作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
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楽器側での弓速のコントロール

弓速のコントロールは、表情豊かな演奏には不可欠で、極端に言えば、一音一音の弓幅を明確にイメージすべきものだと思っています。それでも実際には、なかなか一音ごとに弓幅を変えるのは大変なので、どうしても大まかになってしまいますが。

その弓幅こそが弓の速さを決めているわけですね。音の長さは決まっているわけですから、多く弓を使う=速い、少ない弓で弾く=遅い、という関係になります。

そして、より細かくなると、一音の中での弓の速さという話になってきて、cresc.とかdecresc.があれば、一音の中で弓の速さを上げたり落としたり、ということをしますね。これもある程度は大雑把な話です。

そもそも、右手だけで弓の速さをコントロールしようとしても、なかなか難しい。ある程度より細かいコントロールは無理とも言えます。却って、唐突になったりして不自然に聞こえるのが関の山ですね。

そこで、左手というか、楽器の側で助けてやるわけです。昔、理科の時間に相対速度というのを習ったことありませんか? その考え方の応用です。弓と同じ方向に楽器を平行移動させると(平行移動であることが大切なのですが)、弓速は遅くなりますし、逆は速くなりますね。

この、楽器の平行移動は、結構細かくコントロールできるので、弓速の細かいコントロールに役立ちますね。つまらない話では、ロングトーンで弓が足りなくなったときなど、楽器を少し動かしてやることで、多少、持たせることができます。

楽器側のコントロールが自然に行くと、これはもう、音楽の表情にとても貢献してくれるので、あまり不自然にならない程度に取り入れたいものですね。
by violink | 2006-04-02 18:43 | Bowing
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