作者自身の頭の整理のためのメモです。その時々の思いを綴っていきますので、過去記事と内容の重なりがあるかも知れません。(リンク・フリーです。) Photos in the articles: Courtesy of Tarisio Auctions
by violink
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良い楽器とは??

バイオリンを弾くひとなら誰でも、楽器を購入する、あるいは、買い替えるという経験があると思います。そして、同じ金額ならより良い楽器を欲しいですし、買い替えるなら、今持っている楽器よりも良い楽器が欲しいですね。

そもそも、良い楽器というのはどのような楽器のことを言うのでしょうか。実は、これが難しく、かつ、人によって答が違ってくる部分だと思います。それは、つまり、楽器に求めるものが人によって違うことの表れとも言えると思います。

したがって、楽器を選ぶクライテリアは、人に聞いて済む問題ではなく、自分自身のクライテリアを持つ必要があるのですね。しかし、クライテリアによっては、楽器の専門家でないと、そのクライテリアを満たす楽器であるかどうかを判断することさえままならない、ということが往々にしてあるものです。

そこで、まず最初に、自分の目や耳で判断できるようなクライテリアを自分は重視したいのか、それとも、クライテリアに合う楽器かどうかは専門家に委ねるしかないようなクライテリアを自分は重視したいのか、そこを見極める必要があると思います。

ここがしっかりとすれば、次の一歩の踏み出し方が決まってきますね。自力で探せばよいかも知れませんし、信頼できる楽器屋を探す必要があるのかも知れません。

通常、バイオリンを昔からやっている人でも、今自分が持っている楽器を手に入れた経緯は、往々にして、先生や友人の関係で知り合った楽器屋で購入したものであったりします。そこでは、上に書いたようなクライテリアの検討が出来ていないので、自分が重視したいクライテリアと自分が楽器を購入する方法なり楽器屋がマッチしていない場合が、往々にしてあると思います。どこかで立ち止まって考える必要があるのかも知れません。

いささか分かりにくい話になってしまいましたが、要は、自分がどういうクライテリアを持って楽器を眺めるかによって、良い楽器と考えるべき楽器が違ってくるということで、このクライテリアをしっかりと持つことが大切だということだと思いますね。
by violink | 2006-08-04 21:35 | Instruments
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