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楽器屋を選ぶということ
バイオリンという楽器は、様々な価値の考え方があります。その中には、価格に反映するものもしないものもありますね。主な価値の考え方としては、作者、年代、出来、保存状態、オリジナルの度合い、ヒストリー、音色、サイズでしょうか。これらの価値の中には、良し悪しの判断が主観的になりやすいもの、良し悪しの問題ではないものが含まれています。
そして、これらの価値は、万人にとっての価値ではなく、例えば、演奏家とコレクターとでは重視するポイント(=その人にとっての価値)は、往々にして異なるものですね。演奏家とコレクターの違いほどではないにしても、例えば、ソリストとオケマンとでは、楽器に求めるスペック(この場合は、演奏効果という面が大きいでしょうが)が大きく違っていると言えるでしょう。 このように、楽器を欲する人たちが楽器に見出す価値は、多種多様だと言えます。人によっては、別の楽器屋で買うよりも安価で入手できる、ということも一つの「価値」と言えるかも知れません。(大変リスキーではありますが。) このため、楽器屋さんにしてみれば、万人を満足させる楽器を仕入れようとしても、それは至難の業と言えそうですね。 そういうわけで、楽器屋さんは、自分のお店の楽器を売るお客さんのイメージを明確に持っているのが普通だと思います。そして、自分がそのお店が楽器を売るターゲットの範疇に入っているのかは、楽器屋さんとのマッチングという意味で、とても大切なポイントだと思います。 それぞれの楽器屋さんについてコメントすることは、敢えて避けますが、僕自身が訪れたことのある楽器屋さんも、その点はまちまちであり、楽器屋さんのポリシーなり思想なりを反映していると思いますね。
by violink
| 2006-10-17 18:46
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